約 2,017,204 件
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SUPER1(スーパーワン) chassis(シャーシ) 基本データ ホイールべース:80mm 地上高:5mm 使用ドライブシャフト:60mm 対応ギヤ比:3.5 1(からし色)、4 1、4.2 1、5 1(※) 使用カウンターギヤシャフト:ストレート 使用プロペラシャフト:1.4mmZERO用 ターミナル:ZERO型(ZEROシャーシからの流用) 重量(シャーシ骨格のみ他未装着):?g 重量(ボディ、ボディキャッチ、電池を除いたノーマルの全重量) 62g ※詳しくはミニ四駆グレードアップパーツマッチングリスト(ギヤ比)を参照 第2次ブーム世代には馴染みの深いシャーシ。 軽さと旋回性能、そしてカウンターギヤマウントとモーターマウントが一体型ユニット構造まで、これ以前に誕生したZEROシャーシの伝統をそのまま受け継がれている。 そのため、ZEROからギヤケースがそのまま流用できる。当然、超速ギヤのギヤケースも共通である。 明確な違いというと、唯一フロントバンパーの形状が新しくなっている。 これで若干硬さは上がったが、リブがかなり浅い上、余計なディティール(スリット状の穴)が入っているので当時も強度に不安があり、現代的な速度などでの運用では当然強度不足。 また、ある程度速度が上がっていくと側面の剛性の弱さも浮き彫りになってくる。 シャーシがしなりすぎると、それだけ駆動ロスができてしまう為、根本的な強化が必要(井桁など。また、ZERO用FRP補強パーツが一部流用できる)。 金具はゼロシャーシ譲りで、改良も一切されていない。 フロント側スイッチ金具の強度が弱く、接触不良が多いのも変わらず。 コースアウトなどの衝撃でフロントギヤカバーが浮き、ターミナルとスイッチが脱落、最悪の場合は紛失することもあるのも注意。 カラーバリエーションにおいても、ぶっちぎりに多いVSを除けばトップクラスの数を誇る。 ちなみにS1に水色の超速ギヤを使用する際にはからし色超速ギヤのカバーを使う必要がある(現在ではレギュレーションでからし色のみと明言されたため)。 以下キットのS1シャーシは、グラスファイバー混入ABS樹脂製を採用している。 マグナムセイバー スペシャルキット ビクトリーマグナム スペシャルキット ネオトライダガーZMC スペシャルキット プロトセイバーJB スペシャルキット ビークスパイダーゼブラ スペシャルキット レイスティンガー スペシャルキット 以下、カラーバリエーションについて ●シャーシ本体 グレー(ダークグレー) 一番標準的な色。大半はこの色になっている。 ブラック リバティーエンペラーBSとブーメランガンマBS、アストロブーメランで採用された色。 ギヤケースがスモーク。 ホワイト 限定GUP。シャーシのカラバリでは定番の色。 同梱されているギヤケース、サイドガードも同じ色。 また、ビクトリーマグナムミテッドスペシャル(以下LTD)・バンガードソニックLTDにもこのシャーシが採用されている(こちらはギヤケースがホワイトではなくスモーク)。 レッド 2014年、クレーンゲーム景品のシャイニングスコーピオンゴールデンエッジの4種の内2種に付属。 ブルー 限定GUP。 ライトブルー 限定GUP。 オレンジ 限定GUP。 ●ギヤケース 赤(赤紫) 最初に採用された色。スーパーミニ四駆は大抵この色である。 グリーン 主にフルカウルミニ四駆で採用されたもの。フルカウルは大抵これ。 スモーク リバティーエンペラーBSとブーメランガンマBS、アストロブーメラン、ビクトリーマグナムLTD・バンガードソニックLTDで採用された色。 リバティーエンペラーBSとガンマとアストロのシャーシ本体はブラック、Vマシンリミテッドはホワイト。 ホワイト ホワイトシャーシ(GUP)に同梱のもの。 ブルー ブルーシャーシに同梱のもの。 スカイブルー スカイブルーシャーシに同梱のもの。 オレンジ オレンジシャーシに同梱のもの。 からし色(カウンターギヤカバーのみ) からし色超速ギヤに付属しているもの。 超速用カウンターギヤのスパーを駆動させるための2段目ギヤ部分に、カバー内側が干渉しないように改良されている。 ●サイドガード ZEROシャーシではGUP展開だったが、S1では標準装備になっている。 キットに同梱されているものの、他の主なシャーシと違いネジ1本で取り外し可能な半オプション仕様だった。 標準型は強度・剛性・精度共に低いという、3拍子がそろってとてもじゃないが使えたものではなかった。 のちに強度・剛性を改善した新型のサイドガードが採用され、その後レイスティンガー以降のS1マシンでは標準化している。 このシャーシの改良型であるS2を除き、以降のシャーシでサイドガードを着脱式にすることはなかった。 なお、専用サイドガードの(シャーシ側)アタッチメントを切り取ればZERO用サイドガードが取り付け可能だったりする。 S1の改良型のS2でも着脱式のサイドガードが発売され、これもS1に流用可能である。 実は標準型とVマシン型ではローラー取り付け穴の幅が異なる。 標準型では内側77㎜(バンパー外側と同じ)・外側81㎜(古いリヤステ-やX用リヤFRPの外側から2番目の穴と同じ)。 Vマシン型では内側81㎜・外側84㎜(FRP強化マウントプレートやFRPマルチ補強プレートの外側と同じ)。 またVマシン型はパーツ取り付け位置が低く、26㎜径タイヤでもシャーシの最低地上高が1㎜ちょっととなってしまう為、24㎜タイヤ(小径バレルタイヤやナックルブレイカー型のナロータイヤ、一部スポンジタイヤなど)との併用は出来ないので注意が必要。 標準型 グリーン 最初に採用された色でスーパーシリーズは全部この色。 ディープブルー フルカウルのS1に採用されていた色。 ホワイト GUPのホワイトS1シャーシに同梱されていたもの。 ブルー GUPのブルーS1シャーシに同梱されていたもの。 Vマシン型 Vマシンで初採用された改良型。 グレー(ライトグレー) Vマシンで初採用、レイスティンガー以降では標準装備になっている。 ホワイト ビクトリーマグナムLTD・バンガードソニックLTDに同梱された色。 スカイブルー GUPのスカイブルーS1シャーシに同梱されていたもの。 オレンジ GUPのオレンジS1シャーシに同梱されていたもの。
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長156mm ●全幅97mm ●全高38mm ●Item No:95439 ●本体価格1200円 ●2019年1月26日(土)発売 【本体内容】 もともとは(ボディのみ)映画前売り券の特典だったのに、後にキット化というシャイスコの悪夢を再来させたガンブラスターが、なんとクリヤーボディ化だ! シャーシはFM-Aを採用。シャーシ本体がスカイブルー、ギヤケースなどのAランナーもスカイブルー。 FM-Aの本体・Aランナーともスカイブルーはこのキットが初。 ギヤ比は3.5:1。 モーター付き。 足回りは小径ローハイト。ホイールはガンブラスター プレミアムと同型のスパイラル6本スポークホイールで、色はホワイト。タイヤはスカイブルーのハードローハイト。 ボディはポリカーボネイト製のブリスター成型。 シールはデザインはほぼ同じ(フロントの穴がなくなっているためそこだけ違う)ビニール製に変更されている。 【漫画、アニメでの活躍】 カラーバリエーションのため、漫画・アニメ共に未登場となっている。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 https //www.tamiya.com/japan/products/95439/index.html 【備考】 塗装例 イベント展示など フルカウルシリーズのフロントミッドシップボディとしては初のブリスター成型。 フロントミッドシップと言っても、オリジナルにあったフロントモーター部の開口は無くなっているので、他のシャーシに載せ替えるとき埋める手間がない。 但し、リヤミッドシップシャーシでは後部モーター部の周辺を加工するなど、追加工作は必要。 比較的楽に載せ替えられるのはMAシャーシ。サイドの括れている部分を追加で切り、フロントのフックをMAに適合するよう加工するか、別のクリヤーボディのフロントフックに交換すればおk。
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長131mm ●全幅86mm ●全高52mm ●Item No:18044 ●本体価格600円 ●1993年7月22日発売 【本体内容】 オフロードバギーラジコンのダイナストームの弟分。 シャーシはZERO。 ギヤは5 1と4.2 1が付属。モーター付き ホイールはマンタレイ型の白。 ボディの成型色は群青。 【RCについて】 モデルは2WDRCバギーダイナストーム。 基礎はしっかりしており実験的要素も含んだ面白いマシンだったのだが、RCバギー衰退期に発売されたため 評価されなかった不遇のマシン。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/18044dyna_storm_jr/index.htm 【備考】 シャーシをS2に変更したRS版も登場している。
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●2015年7月下旬登場 ●Item No:92318(ブルー)、No:92319(レッド)、No:92320(ホワイト)、No:92321(グレイ) 【本体内容】 マグナムセイバーのアミューズメント景品仕様。 ボディ4色、シャーシ・タイヤ2色の組み合わせで4種類ある。ステッカーは全色共通。 シャーシはスーパー1。ホワイト・グレイボディの箱には幻の赤S1が採用される。 ホイールはブロッケンギガント 21stと同じ金メッキ仕様。 サイドガードはVマシン型に変更されている。赤成型のVマシン型サイドガードはホワイト・グレーボディのキットが初。 このサイドガード変更により元キットに存在したサイドガードとボディの干渉問題が解消され、ボディのサイド部を加工しなくてもそのままサイドガードにサイドローラーがつけられるようになっている。 ベースキットとは異なりモーター付き。 【漫画、アニメでの活躍】 カラーバリエーションのため、漫画・アニメ共に未登場となっている。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //charatoru.skj.jp/item/845/ http //www.tamiya.com/japan/cms/newstopics/3823-mini4wd.html 【備考】 First Impactとは、タイヤをスッポリ覆った当時としては衝撃的なフォルムで子供達の心を一瞬で奪った、フルカウルミニ四駆の第一号と言う意味で名づけられている。
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長136mm ●全幅90mm ●全高48mm ●Item No:19505 ●本体価格600円 ●1995年6月29日発売 【本体内容】 シャーシはスーパー1。 ギヤ比は5 1に加え、4 1が付属。 ギヤケースは赤紫、サイドガードはグリーンが付属。 ホイールはホワイトの大径ライトウェイトホイール、タイヤはアバンテJr.と同型のものが付属。 ゴムリング付14mmプラローラー、ゴム無し10mmを装備。 また、ミニモデルのボディは別売りのタミヤ版チョロQミニミニレーサーに装着できる。 【漫画、アニメでの活躍】 たしか、主人公がブーメランでマシンの軌道を変えた様な気が希ガス。 キャノピー内にミニミニブーメランが仕込んであり、ピンチの時に都合良く飛び出す。 レース中にホイールが脱輪した際は、ミニミニブーメランがホイールの代わりとなった。 小学館から発行されていた「ミニ四駆レース必勝ガイド」の巻末漫画「かっとび!進太郎」にも登場。主人公の金満友達の(二代目)マシン。 一度は主人公に上げると言ったGUPをかすめ取り、高い性能を発揮するものの結局決勝では主人公のコースを読んだセッティング術に負けてベソをかくはめになる。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/19505boomerang10/index.htm http //mini4wd.jp/product/item/19505 -MINI 4WDチャンネル-(You Tube) 【備考】 元ネタは多分NASAの前進翼 スリーサーフェス フライバイワイヤ実験機X-29。 しかし、X-29が小柄でスリムなのに対し、ブーメラン10はメタボ気味・・・ 小さいウイングはそのままだとポロポロと取れやすいので接着剤で固定するのが好ましい。 GPA版が発売されたが、その後、この通常のブーメラン10はブーメランガンマも含め、2次ブームが収束して生産が停止されて以降、一度も再販されていない。
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グリスについては公式規則に厳しく明記されていないが、基本的には純正品を使うことになる。 (2010年年間チャンピオン戦東京大会の公開セッティングで他社オイルを使用しようとしたところ、スタッフからグリスはタミヤ製品以外使えないと注意されたという前例もあるので、他社製はアウトと考えるべき。) ただし、「ミニ四駆用でなければいけない」と言うほど厳しくないのが実情なのか、タミヤ製のグリスであれば大体の物が使える。もし厳しく定められているならば、後述のセラグリスHGやモリブデングリス、さらに狭義に言うならキット付属のハイジョイングリス(水色のあれ)も使えない事になってしまう。 潤滑グリス標準グリス セラミックグリス チタングリス Fグリス セラグリスHG モリブデングリス スライドダンパー用スライドダンパー用グリスセット ボールデフグリス HG スライドダンパーグリスセット オイルミニ四駆 オイルペン ミニ四駆 ベアリングオイル 純正ベアリングオイル各種 特殊アンチウエアグリス 他社製呉 シリコーングリースメイト エアガン用シリコンオイル スクワランオイル 椿油 鉄道模型用オイル フィッシング用リールオイル エンジンオイル Dmax(ディーマックス)パウダー潤滑剤 DM-005 テフロドライ その他小ネタマーガリン 歯磨き粉 コンパウンド クレポリメイト 潤滑グリス 粘度の高い油のため、全体的に保ちが良い。 消耗の激しいプロペラシャフト受けやハトメ、メタル軸受けやフッ素コートスチールベアリングなどの滑り軸受けに適している。 標準グリス含め、塗布する量はごく僅かで構わない。 ギヤは一箇所にチョビっと付ければ、回転するにつれ歯全体に馴染む。 付け過ぎると、納豆のようにネチャネチャして逆に抵抗が増えてしまうので注意。 特に冬場、さらに言うと屋外などの寒いところでは粘りが強くなるので念頭に置いておこう。 標準グリス キット付属のグリス。現在のものは水色のチューブに入っていて、ハイジョイングリスと書かれている。 かなりの粘性があり抵抗が大きい反面、グリスの保ちはトップクラスのため、削れやすいプロペラシャフトの軸受けグリスに向いている。 また、ピンククラウンに塗るとなぜか破損率が低下するという話もあり、潤滑性を高めて速くするというより、各種部品を保護するためのグリスといえる。 現行品のスライドダンパーにも付属する。ソフトな仕上がりにしたい時はこのグリスで潤滑だけさせるのも手。 一説によると中身は白色ワセリンらしい。子供の誤飲にも対応しており安全。 セラミックグリス レーサーミニ四駆初期から二次ブーム前期くらいまであった物で、現在は絶版。 ミニ四駆用グリスとしてはチタングリスに、セラミックグリスとしてはセラグリスHGに切り替えられた。 標準グリスよりもサラサラして、抵抗が少ないグリス。 ギヤ・プロペラシャフト受け・プラローラー軸などに使え、汎用性が高く保ちも良好。 かなり早い段階からミニ四駆用GUPとして小分けで売られていたため、当時の主流グリスとなった。 たまにチタングリスと同じく、セラミックの粒が入っていると勘違いしている人もいるが、ボロンナイトライド(窒化ホウ素。恐らく六方晶窒化ホウ素)を配合してあるだけで焼き物の粒を入れてあるわけではない。 立方晶窒化ホウ素は焼結素材として用いられるが、このグリスに使われていると思われるもうひとつの六方晶窒化ホウ素のほうは、実際に固体潤滑剤として用いられているので特に問題ないだろう。 チタングリス セラミックグリスに代わる形で第二次ブーム時に発売し、長らくミニ四駆用グリスとしてメインで販売していたが現在は絶版。 摩擦抵抗の少ない有機チタンの粒子を配合し潤滑性を高めているとされるが、粒子を配合してある関係からか部品がやや削れやすいともいわれる。 抵抗やグリスの保ちは、セラミックグリスと極端な差はないと思われる。 余談だが、少々面白い匂いがする。指につけた(ついてしまった)ものを嗅いでみるとよくわかる。 Fグリス チタングリスの後継品として2008年にミニ四駆用として発売した。 摩擦係数が低いフッ素樹脂PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)の微粒子を配合している。 寒冷に強いとされ、セラミックグリスはチューブ越しにカチカチになっていたのに比べてFグリスは普通だったとの報告がある。カルロに怒られにくい。 これは基材としてシリコン系素材が使われており、温度による粘性の変化が少ないためと思われる。 3gで400円と割高だがフッ素樹脂は人類が発見した物質の中でトップクラスの摩擦係数の低さを誇るため、グリスとしてもかなり高性能。 セラミックグリス・チタングリスに比べて粘性が低く、抵抗は少ない。 反面、保ちはやや劣るとされる。 セラグリスHG 2008年にラジコン・ミニ四駆兼用として売り出された、旧セラミックグリスの後継品。 1ヶ月の違いではあるが、Fグリスよりも後発の製品である。 セラミックグリスに用いられていたものよりもさらに高性能なボロンナイトライド微粒子を配合しており、抵抗係数はセラミックグリスの半分となっている、と箱書きにはある。 粘性は旧セラミックグリスと大差ないのでグリス保ちは良好。汎用性の高さは旧セラミックグリス譲りである。 10g入りで本体価格480円と、Fグリスよりは割安なぶん潤滑性もやや劣る模様。 モリブデングリス RC用として存在する。二硫化モリブデン配合で、高温でも流れにくく低温でも固まりにくいらしい。 セラグリスHGと同じチューブで内容量も同じだが価格は若干安め。 粘性は元祖セラミックグリスよりもさらっとしている感じで保ちも悪くない。 性能自体は良好だがモリブデンの色によってギヤが黒くなる。 少し見た目に好感を持ちにくいが、洗う時に色ではっきりわかるのはメリットとも言えるかもしれない。 スライドダンパー用 「潤滑剤」のページではあるが、グリスとしてこちらに記載する。 潤滑用のグリスと違い、こちらはスライドダンパーの沈み込みを固くする(減衰する)ためのグリス。 フェンスにぶつかった衝撃で簡単にスプリングが縮み切ってしまい衝撃吸収しきれない、といった現象を防ぐ。 スプリングも重要だが、このグリスの選択もスライドダンパーを使いこなす腕前のひとつと言える。 スライドダンパー用グリスセット ソフト、ミディアム、ハードの3種からなるセット。現在は絶版だがラジコン用の「フリクションダンパーグリス」が色と固さがそのままで現行品として販売しているので、後述のHG以外の選択肢が欲しい時は使うといい。 ボールデフグリス 二次ブーム期に発売したスライドダンパー系列に付属した粘度の少し高いグリス。本来は名前の通りラジコンのボールデフに使う物。 スライドダンパー用グリスとしては最も柔らかい部類であり、最低限の減衰で十分な時に有効。 現在入手するには絶版のスライドダンパーを購入するか、ラジコン用の10gの物を購入するかのどちらかしか無いのがたまにキズ。 HG スライドダンパーグリスセット 2013年10月より、ソフトよりも粘度の低いエクストラソフト、ハードよりも粘度の高いエクストラハードのセットとして発売した。 商品説明には「混ぜ合わせて最適な粘度に調整することも可能」と記載がある。 現在ミニ四駆用にはこれしかないため、基本的にはこれを使うことになる。 オイル 若干カツ気味な人はグリスではなくオイルを使っている人が多い。 グリスよりも粘度が低く抵抗が少ない反面、そのせいで駆動部からはみ出て余計な部分に付着したりコースや床を汚してしまうかもしれないので、コースや他人への配慮が必要。 ギヤなどに使う場合は一瞬マシンの電源を入れて空回しし、飛び散った余計なオイルを綿棒などでキレイに拭き取るといい。走行後にもギヤカバーの隙間からオイルがはみ出たりしていないか確認するのも推奨。 また全体的にオイルは保ちが悪いので、長時間走らせる時や久々に走らせる時はオイルが乾いていないかこまめにチェックすることも大事。 冬場などはいい感じだが、夏場(特に屋外)では2~3周しないうちに切れることもあるので注意。 ミニ四駆 オイルペン ミニ四駆で唯一純正で賄えるギヤ向けオイル。 「オイルペン」の名の通り細い筆ペンのような容器に入っている。 先端が極細の面相筆となっているため、オイルの塗布・ギヤ等の汚れ取りが楽に行えるようになっている。 Fグリスのベースオイルとしても用いられているPAOを使用しているため、グリスを薄く塗り伸ばす用途としても使用できるようになっている。 ミニ四駆 ベアリングオイル ミニ四駆用として発売されたベアリング用オイル。 発売が2021年12月と、純正の潤滑剤としては後発の商品となる。 容器の先端が細いノズルとなっており、そこからベアリングに直接垂らして使用する。 純正ベアリングオイル各種 上記のミニ四駆 ベアリングオイル以外に、タミヤ純正のベアリング用オイルとして以下の商品が販売されている。 メタルオイル 潤滑オイルスプレー VGベアリングオイル(TRFブランド) いずれもラジコン用なので新橋TPFや各種ラジコン店での取り扱いがあり、入手は容易。 メタルオイルや潤滑オイルスプレーはメーカー側で「540モーターのメタル部に使えます」と謳っているのでメタル軸受けとの相性はいいのかもしれない。 ※モーターの「メタル」とはおそらくオイルレスメタル(焼結合金の一種)製軸受けを指しているので、メタル軸受けやフッ素コートスチールベアリングとは根本的に特性が違うものである。 使えない事もないが、ミニ四駆の車軸受けには保ちが悪く、やはりグリスの方が向いているだろう。 特殊 アンチウエアグリス 基本的にはRC用途で用いられる、耐摩耗性グリス。 銀に近い色をしており、高温時でも粘性が落ちないため、プロペラシャフトのような高速回転する部品に塗布しても飛散することが少ないのが特徴。 標準グリスを越える粘性があり、プロペラシャフトの軸受け以外に使うことは難しいが、軸受けの摩耗を防ぐ効果は極めて高い。 ただし塗布する量が僅かでも多いと、非常に大きな抵抗となってしまうため、使いどころが難しいグリスでもある。練習用には使えるかもしれない。 もしくは、カウンターギヤシャフトの受けなど動いてほしくはないが、メンテの関係などで完全な固定が難しい部位の摩耗防止に使う、あるいはスライドダンパー用グリスの代わりとして使うといいかもしれない。 他社製 公式では使用不可能なので、自己責任で練習走行等に使う事になる。 色々試して遊んでみたい、ローカルルールでグリスの指定は無い等であれば視野に入れて良いかもしれない。 ~湿式~ 液体もしくはそれに近いペースト状の潤滑剤。 潤滑剤の基本と言える。 呉 シリコーングリースメイト 珍しいスプレー式のグリス。 呉製品だがもちろんプラスチックにも使えるのでご安心を。 温度変化に強いシリコンを基材に、フッ素を配合しているので潤滑性は抜群。粘りに関しては、Fグリスよりいくらか強い。 スプレー式なので、細かいところまで届いてくれるのはいいのだが出す量の微調整が難しい。その場合、きれいな塗料皿などに一旦出してから爪楊枝や筆(グリスまみれになるので専用にしておくといい)などで塗ってあげるといいだろう。 定価は1300円ほどだが、ホームセンターでは1000円以下で売っている場合が多い。量が多く、保ちもいいためそれほど高価と言うわけでもない。 エアガン用シリコンオイル 東京マルイ、KSCなどのエアガンメーカーから発売しているオイル。 エアガンにはプラスチック部品が使われているため、たいていプラスチックに影響の無いものになっている。 マルイ製は比較的滑りやすく、KSC製はねっとり気味。 スプレー式が多く、1プッシュで広範囲に飛び散ってしまうため、塗る時に工夫が必要。 ミニ四駆とエアガン両方売ってる模型店も多いので、入手が容易。 スクワランオイル 深海ザメの肝油を精製して作られた基礎化粧品で、本来は肌の手入れに使われるもの。 以前は無印良品で割安なものが売っていたが、現在は生産停止になっているため、ダイソーで売っている100円スクワランがよく用いられる。 ただし、ダイソースクワランも店舗によっては店頭から消えているところもあり、全体的には品薄傾向らしい(まぁ100円均一の製品は大抵そんなもの・・・) 無印では、現在はオリーブ由来のオリーブスクワランオイルを販売している。 100円ショップで入手できることから手軽であり、また誤って指に付着しても無害(むしろ有益)であるため、オイル入門用にはもってこいともいえる。 グリスに比べると潤滑性も良好なため、ギヤ用に使われることが多い。塗るときは筆を使うといいらしい。ただしその場合、筆に埃が付着していると台無し(ギヤの潤滑が悪くなるだけでなく、最悪高価なボールベアリングの中に入り込むこともある)になるので注意。 椿油 本来は頭髪や肌のケアに使われる植物性油脂。有名な物だと大島椿と言うメーカーの物が薬局で手に入る。 この油の長所はなんと言っても口に入れても無害であると言う事。その安全性はスクワランオイルを上回る。 その為アウトドアで食べ物を切る為のナイフに錆止めとして塗っている人も多い。 ミニ四駆としては何でも口に入れてしまうお子様には非常に有効かもしれない。 ただし食用の椿油は賞味期限が設けられていたり、用途は天ぷら用だったりするので、わざとガブガブ飲むは控えた方が良い。 鉄道模型用オイル 最もポピュラーなものは鉄道模型大手KATOのユニクリーンオイル。 200円前後で購入できる。 上のものより粘りが少なく、その分抵抗は少ないが保ちが悪い。 似たようなのでは、オイル一滴すっきり君と呼ばれるものが有名。 ジョーシンで扱っているので、関西ではこちらのほうが知名度があるかも知れない。 いずれも、安価でスクワランオイルより粘性が低いため、ベアリング用に使っている人が多い。 フィッシング用リールオイル 釣り具のリールに用いられるメンテナンスオイルで、ZIP社のF-0と呼ばれる赤いスプレー缶ものが有名。 オイルの中でもトップクラスの潤滑性を誇るが、F-0スーパーコンクは1,680円と、他のオイルに比べると非常に高価である。 性能・価格ともに、ベアリング用として使われるオイルとしては最上位級といえる。 釣具店(特にルアーフィッシング専門店)で入手できるほか、まれにラジコンを扱うお店で売られていることもある。 上記の類似品としてspinオイル(正確にはこれが元祖のようだ)、ダイワ(グローブライド)のREVボールベアリング用オイル等があるが、前者は揮発性が高いため一部の釣り人からは使いにくいと評されている。 余談だが、上記のオイルは元来両軸受けタイプのリールにおける遠投性能強化のため開発されたものである。 コストパフォーマンスと扱いやすさと言う点では樹脂ボトル入りのダイワリールオイルII(2~300円程度)という商品もあり、やや粘度がありギヤ用など幅広く使える。 エンジンオイル その名のとおり、車のエンジンに使われるオイル。なので用途がにている。よくpao等が配合されている。 そしてpaoはオイルペンの中身でありFグリスの基剤。要するに相性抜群ってこと。 しかもオイルペンより安い。いいね。 ただし、一缶1Lとかなので、大量使用する人やチームで使い回す人におすすめ。 ※クレ(呉)製品について プラスチックやゴムを劣化させることで有名なクレ556ですが、実を言うと556無香性はプラスチックを犯しません(メーカーも保証しています) 恐らく臭いの元になる揮発性成分(恐らく浸透性を向上させるために配合されている)が樹脂を犯す原因なのでしょう。 また、スーパー556をいらないSFMシャーシに使ってみましたが、それほど急激な変化、と、言うより特に変わったところはありませんでした。 劣化させるといってもかなりの長期利用もしくは大量使用でないと変化は出ない、という程度なのかもしれません。 クレのスプレーグリスの中にもグリースメイト無香性やシリコングリースメイトなど樹脂を侵さない物もあり、なかなか性能がいいという話も。 ~乾式~ パッケージング状態や塗布した直後は液体だが、しばらくすると乾燥して潤滑膜を作るタイプ。 飛び散る心配が少なく(ただし分厚く塗布しすぎると剥離したりもする)、またベトつきがない(少ない)分埃も付きにくい。そのためギヤを露出せざるを得ない場合、特にサス車などには有効な潤滑剤といえる。 そう考えると、常に摩擦部を露出しているスライドダンパーにも、埃が付きにくい潤滑剤として有効だろう。 湿式潤滑剤の粘り(ベトつき)や飛び散りが嫌いな人も使っている。 Dmax(ディーマックス)パウダー潤滑剤 DM-005 ボロンナイトライドを特殊溶剤に配合した、オイルやグリースのようなベタつきがない白いパウダー状潤滑剤。 もともと、油膜系潤滑剤の使えないファンベルト(ゴム製が多い)などへの使用を前提としているので、プラスチックへの使用も可能なようだ。 実車などの過酷な環境下での潤滑を前提としているため、保ちも良好。 ある程度の規模のホームセンターやカー用品店などに行けば置いてある場合が多いので、入手がかなり容易。 テフロドライ 固体潤滑剤として優れた潤滑性能をもつPTFE(フッ素樹脂)を特殊配合した高性能潤滑スプレー。 油分を含まないほぼ無色透明の半乾燥塗膜タイプで、低摩耗性に優れたPTFE(フッ素樹脂)の微粒子が摩擦部の抵抗を大幅に軽減してくれる。 特殊配合剤が耐圧性と持続性を発揮し、常に高い荷重を支えている部分に適する。 溶剤タイプのスプレーで強い浸透力がある。複雑な形状の摺動部にも浸透する。 溶剤タイプと言っても、長期間の使用においてもABS・スチロール・ポリカーボネート・ナイロン・アセタールなどプラスチック成形品や、メラミン・アクリル・ポリエステル・ポリウレタンなどの塗装面に悪影響を与えないらしい。あれ、頭の三つって・・・ミニ四駆に最適ってことですか? 上記のDmaxのモノが製品名の通りパウダー状なのに対し、こちらは乾燥後は透明な皮膜を形成する。乾燥速度はかなり早く、パッケージに記載されている速乾性に違わぬ速さ。 欠点としてはそのお値段。何せタミヤカラースプレーと同サイズの缶で2000円ほどする。・・・oh・・・・・・。 また店頭で買いたい場合、置いてある店舗が限られるので入手が難しい。 その他小ネタ マーガリン おもちゃ用のグリスが無かった時代に使用されていた、いわば先人の知恵。 マーガリンは植物油脂が原材料なので、低温時に硬化しにくく高温になればサラサラになる。 故にバターよりは駆動部に向いていたりする。 味付け用のものは塩が混ざっているので注意。 余談だが、コミカルミニ四駆以前のミニ四駆シリーズの説明書には潤滑剤として マーガリンが使用できるとの記載がある。 歯磨き粉 潤滑油ではなく研磨剤の一種。歯磨き粉には微細の粒子が含まれていて、この粒子で歯を磨く。 これを応用して歯磨き粉をギヤにつけてぶん回せばギヤが削れて慣らしが早くできるという意図。当然オススメはしない。 やるならジャンクシャーシ推奨。 ボールベアリングに流れ込んでザリザリになったという報告もあるので、 やるのであればプラベアリングに変更しておくこと。 さらに最近の歯磨き粉はフッ素配合でギヤのフッ素加工も期待でき・・・ねーよ! コンパウンド 上の歯磨き粉と同類。潤滑油ではなくオレンジクラウンの慣らしに用いられることが多い。 粗目・細目・仕上げ目があり、段階的にコンパウンドを換えて慣らしていくと、慣らしが早くできる上に歯の面が滑らかになるという意図。 車軸受けはベアリングではなく、ハトメかメタル軸受けで行わないと、ベアリングに流れ込んでザリザリになるのは歯磨き粉と同じ(ただ、ボールベアリングでも回らない固体の最終手段として研磨剤慣らしがある)。 クレポリメイト 呉工業製の車・バイク用保護ツヤ出し剤。シリコーン樹脂の微粒子が塗り込んだ部分に保護被膜を作り光沢を作るというもの。 本来はダッシュボードやバンパーなどのプラスチック部分のツヤ出しに使うものだが、使用できない箇所に滑ると危険な箇所と書いてあるあたり、乾式潤滑剤の代用品として使える模様。実際シリコーン樹脂の乾式潤滑スプレーもあるわけだし。 使い方としてはグリスやオイルの代わりというより、ブレークイン後のギヤのベースコートや切削加工後のギヤの傷埋めに使う。ギヤの接触部分に少量付け、手で回転させながら馴染ませ乾燥させる、塗料のスペアボトルにポリメイトとギヤを入れて20分ほど放置した後に軽くふき取って組み上げるという方法がある(プロペラシャフトの場合は両側とも20分ずつ漬ける)。 実はエアロミニ四駆登場当時に、あるホームページで公開されていた使用法である。本来の用途と違うので、という理由もあるが、被膜、樹脂の耐久性がどれ程あるか分からないので過信は禁物。 ワイはPAOのエンジンオイルを100均の水習字用筆ペンに入れて使ってるゾ -- 名無しさん (2019-11-30 13 10 05) エンジンオイルか... -- 名無しさん (2020-11-21 10 41 27) fグリスの基剤もpaoですしね。相性は良さそう -- 名無しさん (2020-11-21 17 32 23) 特殊枠で思い出したけど、接点グリスの項目も増やしたいなぁ -- 名無しさん (2024-03-27 05 50 43) 名前 コメント
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シャフトドライブシャーシで駆動伝達を行う部品の一つ。 プロペラシャフトの前後に1つずつ、計2個配置される。 プロペラシャフトの項も一緒に読んでおくとBEST。 スパーギヤと同じように、以前は穴を開けて軽量化されていたが、こちらもやはりその方法は廃れている。 三種類ある。 歯が欠けてしまった物でもギヤスタビとして重宝されている。 ブルー TYPE-1系シャーシのフロントにのみ使われているタイプ(リヤは下記のオレンジクラウン) オレンジクラウンより若干軟らかい。 最初期のTYPE1に付属のものはピニオンギヤと同じ白だった。 オレンジ TYPE系、FM系シャーシでは必ず使われているタイプ(ただし上記の通りTYPE-1系ではリヤのみになる) また、プロペラシャフトの位置(高さ)の関係でXシャーシでも採用されている。 ブルーと同じく、最初期のTYPE-1に付属のものはピニオンギヤと同じ白だった。 クラウンギヤの中でもっとも硬い素材で出来ていて、そのためかなり頑丈だが長時間慣らさないとあたりが出ないという、少し癖のあるギヤ。 そのため、研磨作用のあるコンパウンドや歯磨き粉を付けて慣らしたり、このギヤよりさらに硬い真ちゅうピニオンを利用して慣らしているユーザーもいる。 ピンク(ヘリカルクラウン) ZERO系、TZ系、VSシャーシにて採用されているタイプ。 もともとは新たな世代であるZEROシャーシにおいて低重心な設計を実現するためにモーターを下げようとしたが、従来の2mmぺラシャではモーターピニオンが接触してしまうためペラシャを細くし、さらにペラシャの位置を車軸(ドライブシャフト)より下にオフセットすることでモーターを低くして重心を下げることに成功したという経緯がある。 ペラシャを車軸より下にするということは従来のクラウンギヤ(オレンジクラウン)では歯が引っかかるため、歯を斜めにしたヘリカルタイプのクラウンギヤを導入したのである。 その際素材も軟らかいものに変更され、強度が低いもののなじみやすく、スピードアップにつながっている。 X系で採用されていないのは、ワイドな設計を生かしてペラシャがピニオンギヤとは反対側にセットされ、そのため車軸より下にオフセットする必要がなくなったためである。 上記の通り強度が低く(これは素材の問題だけでなく歯の形状変更にも原因があると思われる)クラッシュであっさり破損することが多い。 最悪コースアウトしていなくてもS字LCやTTなど下りからのジャンプ後に破損してしまううことすらある。 そのため、それらセクションのあるコースを走行した後はチェックを怠らないようにしよう。 特に公式のコースはガチガチに硬いので注意したほうがいい。 後にAOパーツ化によりスペアの入手が容易になった。 ブラック(ヘリカル) GUP。強化ギヤ ワンロックギヤカバー(スーパーIIシャーシ用)及びARシャーシ セッティングギヤセットに2個、 カーボン強化ギヤ G13・8Tピニオンセットに4個付属。 カーボン強化素材。ピンククラウンよりレース中の破損も少ないとされる。 上記ピンククラウンギヤを使用するシャーシなら全て流用可能。
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( A`)スレまとめ 5 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 29 21.35 (p)ID aLL2uuJyO(41) ( ^ω^)「おっお、どうしようかお…」 ブーンは今考えごとをしながら学校に向かっているお。 昨日荒巻模型店に行ったら、ツンから「もう一度ミニ四駆やってみない?」と聞かれた。 ツンのお母さんの件があってから、ツンはミニ四駆を避けていたというのにいったいどういう風の吹き回しだお? まあ、なにがあったかわからないけど、吹っ切れたみたいで良かったお。ツンが元気になるならまたミニ四駆をやってみるお。 ( ^ω^)「それにしても、ひとりで走らせるのは寂しいお…そうだお!クラスのみんなを誘ってみるお!」 僕の世代ならみんな一度はミニ四駆を触ったことがあるはずだお。きっと懐かしんで一緒に復帰してくれるお! 6 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 29 45.72 (p)ID aLL2uuJyO(41) ( ^ω^)「おいすー!みんなおはようだお!」 教室のドアを開けてみんなに挨拶する。早速みんなにミニ四駆をすすめるお!よし、まずは隣の席の人から! ( ^ω^)「おはようだお!」 「おう、おはよう、ブーン」 ( ^ω^)「ところで、いきなりなんだけどこれを見てほしいお」 そう言いながら、田宮の広告を見せる。 「ん?なんだこれ。へえ、ミニ四駆か。懐かしいな。まだ売ってたのか」 9 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 31 32.27 (p)ID aLL2uuJyO(41) ( ^ω^)「おっお、新しく出たミニ四駆PROっていうんだお」 「へえ、新しいのも出てるのか」 「おい、なに見てんだよ」 「お、ミニ四駆?懐かしいじゃん」 ブーンの周りに人が集まってきたお。 「よく肉抜きしすぎて壊しちゃったっけwww」 「レストンスポンジタイヤとかあったよな?」 「あったあったwww」 「アニメもあったよな?レッツ&ゴー」 「毎週見てたわ。マグナムトルネード!とかwww」 「ボタンを投げて壁走りww」 「サンダードリフト走行でゲスwwwwww」 よし、盛り上がってるお。これならいけるかもしれないお! 10 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 32 22.16 (p)ID aLL2uuJyO(41) ( ^ω^)「おっお、またみんなでミニ四駆やってみないかお?」 「…………」 (;^ω^)「お?」 「う~ん…たしかに懐かしいけどなあ…」 「俺部活あるし…」 「勉強忙しいから」 「高校生にもなってミニ四駆はちょっとな…」 (;^ω^)「そ、そんなこと言わずにやってみるお!きっと楽しいお!」 「お、そろそろチャイムなるぜ。悪いな、ブーン」 みんなそれぞれの席に戻っていった。 (;^ω^)「おっお…誰かいないかお」 教室を見回してみる。 (´・ω・`)「………」 11 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 34 27.00 (p)ID aLL2uuJyO(41) 端の方の席にいるショボンと一瞬目があった。 ( ´ω`)「おっお…でもショボンはきっとミニ四駆なんかに興味ないお…」 ショボンはクラス一の秀才で、ブーンはあんまり話したことがなかったお。 「よーし、みんないるな?朝の会を始めるぞ」 「きりーつ!礼!」 そんなことをしている内に先生がやってきて、朝の会が始まったお。 ……………。 ( ´ω`)「…というわけなんだお」 放課後、ブーンは荒巻模型店にやってきて、ツンに朝あったことを話していたお。 ξ゚⊿゚)ξ「う~ん…なかなか難しいわね」 ( ´ω`)「おっお…みんなミニ四駆の話で盛り上がってたのに、実際やるとなると消極的だお」 ξ゚⊿゚)ξ「どうしようかしら…」 / , 3 「フォッフォ、ブーン君、これに行ってみてはどうかの?」 ( ^ω^)「お?これは…」 店長が見せてくれたのはミニ四駆の大会の告知だった。 12 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 35 12.62 (p)ID aLL2uuJyO(41) ( ^ω^)「なるほど、大会ならミニ四レーサーがたくさん集まるお!」 ξ゚⊿゚)ξ「まだ大会なんてやってたのね」 / , 3 「公式大会ではないけどの。ゲームセンター主催のようじゃ。日程は今週の日曜日じゃ」 ( ^ω^)「おっお、それじゃあ日曜日に行ってくるお!」 13 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 37 37.37 (p)ID aLL2uuJyO(41) ~~~~~~~~~~~~~ (´・ω・`)「よし、これくらいでいいかな」 今日僕は近所のゲームセンター主催のミニ四駆大会に来ていた。 「よお、ショボン。今回も優勝狙いか?www」 (´・ω・`)「レースはやってみないとわからないよ」 ミニ四駆もかつての大ブームが過ぎ、今ではミニ四レーサーの数も少なくなっていた。だからこうした地元の大会で顔を合わせる人も、自ずと見知った顔になっていた。 「またまたwww…あ、でも今回はわからないぜ。すごい速い人が来るんだ」 (´・ω・`)「速い人?」 「ああ、モナーさんっていってな、もう子供がいて、いい歳したおっさんなんだけど、これがかなり速いんだ。この前別の大会で会ったんだけどな。今回の大会のこと教えたら来るって言ってたぜ」 (´・ω・`)「ふ~ん…」 ミニ四駆は小学生のころから続く僕の趣味だった。フルカウルブームが過ぎ、周りの友達が次々と辞めていっても走らせ続けた。 そんなある日、衝撃的なマシンと出会った。それは大人のレーサーが作ったマシンだった。そのマシンはただひたすら速かった。 「うわ…やってらんねーよ」 そう言って、まだ残っていた数少ない同年代のミニ四駆仲間達も辞めていった。 14 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 39 05.32 (p)ID aLL2uuJyO(41) しかし僕は違った。むしろその速さに憧れた。それからは情報収集に明け暮れ、改造の腕を磨き、気がついたら並の大人ならかなわないほどのレーサーになっていた。 地元にはもう僕より速いレーサーはいない。しかし、それでもまだ足りなかった。もっと、もっと速く。いつしかそれは、強迫観念といってもいいほどの圧迫感となって僕を駆り立てた。 (´・ω・`)(モナーさんか…まあ、僕のマシンが負けるわけないさ) 僕は発言とは裏腹に、心の中では自分のマシンに対する絶対の自信を持っていた。僕の知識と技術の全てを注ぎ込んだウイニングバードフォーミュラ。このマシンが負けるはずがない。 15 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 39 38.59 (p)ID aLL2uuJyO(41) 「おいすー!こんにちはだお!」 と、聞き慣れた声が聞こえた。 (;´・ω・`)「まさか…」 ( ^ω^)「おっお!ショボンじゃないかお!ショボンもミニ四駆やるのかお?なんだか意外だお」 声の主は同じクラスの内藤くんだった。そういえばこの前クラスでミニ四駆の話をしていたようだ。 (´・ω・`)「やあ、内藤くん。君もミニ四駆を?」 ( ^ω^)「ブーンでいいお!ブーン子供の頃やってたけど今はやってないんだお。でも最近復帰しようと思って仲間を探してたんだお!」 17 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 41 30.65 (p)ID aLL2uuJyO(41) ( ^ω^)「それにしても水臭いお。ミニ四駆やってるなら、この前教室でミニ四駆の話してるときに教えてくれればよかったお」 (´・ω・`)「言い出すタイミングを逃したんだ。ごめんね」 ( ^ω^)「おっお、謝ることじゃないお」 本当は違った。僕は今から復帰しようとしている素人になんか興味なかったのだ。僕が興味を持つのは自分のマシンの速さと、それと良い勝負をできるマシンだけだった。 「おい、ショボン、あの人がモナーさんだぜ」 そう声をかけられて、会場に入ってきた人に目をやった。 ( ´∀`)「こんにちはモナ」 入ってきたのは恰幅が良く、ニコニコしていていかにも人の良さそうなおじさんだった。 18 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 42 24.59 (p)ID aLL2uuJyO(41) (´・ω・`)「あの人が?」 「ああ。すげー速いんだぜ」 「これから予選を始めます。参加する方は車検を行うので並んでください」 と、そこで予選開始のアナウンスがあった。 (´・ω・`)「じゃあ内藤くん、僕は行ってくるよ」 ( ^ω^)「だからブーンでいいお。頑張るお!応援してるお」 車検を終え、予選が始まる。モナーさんは違うレースのようだ。 「レディ…ゴー!」 スターターの合図でマシンをスタートさせる。 22 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 44 30.64 (p)ID aLL2uuJyO(41) (;^ω^)「おっお、ショボンのマシンものすごく速いお!」 そのまま無事に完走し、レースは僕のマシンの圧勝だった。 (*^ω^)「ショボンのマシンすごいお!」 (´・ω・`)「たいしたことないよ」 賞賛の声は聞き飽きていた。 「「「うおー!!」」」 ブーンと話していると歓声が上がった。第二レースが始まったようだ。 (;^ω^)「あのマシンもすごく速いお!」 歓声を浴びているのはどうやらモナーさんのマシンのようだ。確かに速い。 (;´・ω・`)(ひょっとして僕のより速いかも…) 24 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 45 18.90 (p)ID aLL2uuJyO(41) レースはそのままモナーさんの圧勝で終わった。 モナーさんのマシンをうかがってみる。井桁改造を施したアバンテのようだ。 ( ^ω^)「お?ショボンもあの人のマシン気になるお?だったら挨拶しにいくお!」 (;´・ω・`)「ちょ、ちょっと、ブーン!」 僕は引きずられるようにモナーさんの元に連れていかれた。 ( ^ω^)「こんにちはだお!」 ( ´∀`)「こんにちは」 ( ^ω^)「僕はブーンっていいますお!さっきのレース見てましたお!すごく速かったですお」 ( ´∀`)「僕はモナーだモナ。ありがとうモナ。…おや、そちらの君は第一レースの勝者モナね?」 26 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 46 47.23 (p)ID aLL2uuJyO(41) (´・ω・`)「はじめまして、ショボンです」 ( ´∀`)「はじめまして。君のマシン速いモナねぇ」 (´・ω・`)「いえ、モナーさんのマシンこそ」 ( ´∀`)「そんなことないモナよ。…そろそろ次のレースが始まるモナ。それじゃあショボン君、お互い楽しもうモナ。楽しむことが第一モナ」 (´・ω・`)「…ええ、頑張りましょう」 (´・ω・`)(なんだ、こんな甘いこと言う人なら負けないな) 予選は次々と進み、大方の予想通り僕とモナーさんが決勝に進んだ。3レーンコースなのでもう1人いたが、事実上2人の一騎打ちだろう。 28 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 47 23.23 (p)ID aLL2uuJyO(41) 「それでは車検までにセッティングを終えてください」 決勝を前に一度だけセッティングの変更が認められていた。 (´・ω・`)(今回のコースはストレートが多い…走らせた感じではアトミックチューンでもいけそうだな) 僕はモーターをトルクチューンからアトミックチューンに交換した。 (´・ω・`)(モナーさんは…) チラッとモナーさんの方を見る。 ( ´∀`)「たまにはこれを使ってみるモナ」 (;´・ω・`)「え!?」 思わず声が出てしまった。モナーさんが手にしたモーターがレブチューンだったからだ。 30 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 49 32.43 (p)ID aLL2uuJyO(41) 上級者は普通アトミックチューンかトルクチューンを使う。 レブチューンは数字上は回転数が高く、最高速度が伸びると銘打たれているのだが、実際のところはトルク不足のためスタートダッシュが遅く、さらにスピードがのる頃には大抵コーナーで減速してしまうため、役に立たないモーターと見なされていた。 (´・ω・`)(…僕をバカにしてるのか?) まあいい。相手がどんなつもりであろうと勝つだけだ。 「それではこれから決勝を始めます。各選手スタート位置についてください」 ( ´∀`)「2人ともよろしくだモナ。良い勝負をするモナ」 (´・ω・`)「……ええ」 「負けませんよ!っていっても俺だけ場違いwww」 31 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 50 08.27 (p)ID aLL2uuJyO(41) ( ^ω^)「ショボン、頑張るお!」 「レディ…ゴー!」 スターターの合図でマシンをスタートさせる。やはりモナーさんのマシンはスタートダッシュが遅い。僕のマシンがトップに立った。 一周回っても依然差は開いたままだ。 (´・ω・`)(このまま僕の勝ちかな) しかし ( ^ω^)「おっお、モナーさんのマシンがどんどん加速してるお!」 (´・ω・`)「え?」 ブーンの言う通りだった。モナーさんのマシンがグングン加速し、差を縮めてきている。 33 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 52 16.31 (p)ID aLL2uuJyO(41) (;´・ω・`)(な、なんで?) モナーさんのマシンはスタートダッシュこそ遅かったものの、コーナーで減速することなく加速を続ける。 (;´・ω・`)(減速せず、かつコースアウトしない絶妙なローラーセッティング… そしてトルクの低いレブチューンでもホイールを回し切れるような徹底した抵抗抜き、軽量化… いや、モーター自体の慣らしが上手いのか………違うな、おそらくその全てだ!) 僕が考え込んでいる間にもレースは進み、いよいよ最終回だ。 ( ´∀`)「もう少しで追いつくモナ」 そして最後のストレート………… 「ゴール!!」 34 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 52 49.29 (p)ID aLL2uuJyO(41) ( ^ω^)「おっお、ショボン、残念だったおね」 (´・ω・`)「…うん」 最後のストレート、モナーさんのマシンは見事に僕のマシンを抜き去った。 ( ´∀`)「ショボンくん、良い勝負だったモナ」 (´・ω・`)「あ、はい…」 ( ´∀`)「……表情が固いモナねぇ…えい!」 (`・ω。`)「ちょ、モナーさん、なにするんですか?」 モナーさんはいきなり僕の顔を両手で挟んで揉み始めた。 ( ^ω^)「おっおwwwショボン変な顔だおwww」 (#´・ω・`)「なにするんですか!」 35 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 54 31.93 (p)ID aLL2uuJyO(41) ( ´∀`)「ショボンくんは少し気負いすぎモナ。速さを追求するのも、マッタリと走らせるのも自由モナ。 …だけどせっかくだったら楽しまなきゃ損モナよ?ショボンくんはずっとしかめっ面で、全然楽しそうじゃないモナ」 (´・ω・`)「あ…」 確かにそうだった。最近の僕は速さを求めるあまり、楽しむことを忘れていた。これじゃあなんの為にミニ四駆をやっているのかわからない。 (´・ω・`)「…モナーさん」 ( ´∀`)「なにモナ?」 (´・ω・`)「ありがとうございました!」 ( ´∀`)「僕はなんにもしてないモナよ?w」 「これよりコースを解放します。各自マナーを守って自由に走らせてください」 ( ´∀`)「ショボンくん、また走らせるモナ」 (*´・ω・`)「はい!」 いつかモナーさんみたいなレーサーになりたいな。そして今度こそモナーさんに勝つんだ! 36 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 55 59.40 (p)ID aLL2uuJyO(41) ~~~~~~~~~~~~ ( ^ω^)「おっお、2人ともお疲れ様だお」 フリー走行も終了し、ショボンとモナーさんも帰る支度を始めた。 ( ^ω^)「2人に話があるんだお!」 ( ´∀`)「なにモナ?」 (´・ω・`)「なんだい?」 ( ^ω^)「今度ブーンの行きつけの模型店がミニ四駆の取り扱いを始めるんだお」 (´・ω・`)「ここの近くかい?」 ( ^ω^)「そうだお」 ( ´∀`)「それじゃあ僕の家からも近いモナ。近くにミニ四駆の取り扱い店にができるのは嬉しいモナ」 37 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 56 36.97 (p)ID aLL2uuJyO(41) (*^ω^)「ぜひ来てくださいお!…2人の連絡先を聞いてもいいですかお?入荷したら連絡するお!」 ( ´∀`)「いいモナよ」 (´・ω・`)「はい、これ僕の携帯のアドレスと番号」 (*^ω^)「おっお、必ず連絡しますお」 ……………。 ( ^ω^)「おっお、ここですお!おいーす!ツン、2人を連れてきたお!」 ξ゚⊿゚)ξ「いらっしゃい。はじめまして、ショボンくんとモナーさんね?私はツンよ」 (´・ω・`)「はじめまして」 ( ´∀`)「はじめましてモナ」 ( ^ω^)「早速ミニ四駆コーナーにいくお!」 38 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 58 08.05 (p)ID aLL2uuJyO(41) ξ゚⊿゚)ξ「こんな感じの品揃えなんだけど…どうかしら?」 ( ´∀`)「結構たくさんそろってるモナね」 (´・ω・`)「FRPプレートとHGベアリングが欲しいかな」 ( ^ω^)「新製品のミニ四駆PROもあるお!ツン、ブーンはこれを買うお!」 ブーンは新製品のナイトロサンダーを記念すべき復帰第1号に選んだ。 ( ´∀`)「これがMSシャーシ…なかなかおもしろそうモナね」 (*^ω^)「早速組み立てるお!」 パッケージを開けてパーツを取り出す。これまでのミニ四駆よりも少し複雑なようだ。 39 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 21 58 46.53 (p)ID aLL2uuJyO(41) (;^ω^)「えっと…これがこっちで…」 (´・ω・`)「あ、ブーン、そこは…」 ( ´∀`)「ショボンくん、最初は好きにやらせるモナ」 (´・ω・`)「あ、そうですね」 (*^ω^)「おっお、だんだんわかってきたお。早く完成させたいお!」 そして… (*^ω^)「できたお!早速走らせるお!」 ξ゚⊿゚)ξ「コースはこっちよ」 案内された先にはジュニアサーキットが組まれていた。コースアウトしても店内や外に飛び出さないようにネットが張ってある。 ξ゚⊿゚)ξ「スペースがないから小さいコースだけどね」 40 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 22 01 22.16 (p)ID aLL2uuJyO(41) (*^ω^)「初走行だお!…いっけー!ナイトロサンダー!」 ブーンのマシンは勢いよく飛び出し、第一コーナーにさしかかると… (;^ω^)「おっ!!」 コースアウトした上にバラバラに分解してしまったお…。 ( ´ω`)「おっお、僕のマシンがバラバラだお…」 (´・ω・`)「雑に組むからだよ、ブーン」 ξ゚⊿゚)ξ「馬鹿ねぇ」 ( ´∀`)「モナモナw」 / , 3 「フォッフォ……おや、他のお客さんが来たようじゃ」 / , 3 「いらっしゃい。荒巻模型店へようこそ」 番外編~彼らは荒巻模型店に集うようです~ 完 47 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/02(木) 22 14 28.36 (p)ID aLL2uuJyO(41) ちなみに3位の人… 「…というわけで、俺のマシンも大健闘、2位のマシンとわずか1センチ差の3位だったんだよ。いやあ、惜しかったなあ」 「…本当か、兄者?他のマシンのコースアウトとかで運良く決勝に出られて、決勝では大きく離された3位だったんじゃないか?」 「そ、そんなことないぞ、弟者!」 「兄者、そう言いながら刺身にソースかけてるぞ?」 「あ、新しい味への挑戦だもん!」 「…ときに兄者」 「なんだ、弟者?」 「働かなくても飯はうまいか」 「お、弟者のバカーッ!」 「あんたたち!飯くらい静かに食べな!」 「「ご、ごめんなさい!」」
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長128mm ●全幅86mm ●全高49mm ●Item No:92068 ●非売品 【本体内容】 日本生命に新規契約すると得点でもらえたイグレスJr.の特別バージョン。 シャーシはTYPE-4。 ギヤは4.2:1と5:1をセット。 ホイールはアバンテと同型。タイヤはスリックタイヤ仕様。 ボディの成形色は赤に変更。ステッカーも専用デザイン。さらにパッケージアートも新規に書き起こされている。 【RCについて】 モデルになったマシンは、シャーシにカーボンファイバー、ビスにはチタン素材を採用し、さらにボールデフ機構を搭載するなど、本体価格は4万を超えた、当時のタミヤRCバギーの最高級機種。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 保険に入るともらえる、だからGENKIなのか・・・なんか皮肉というか自虐的というかw 【公式ページ】 【備考】 たった4種しかないTYPE-4マシンの1台。 でもイグレスの色変えwww
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●2017年12月下旬登場 ●Item No:92383(スモーク)、No:92384(ホワイト)、No:92385(クリヤーオレンジ)、No:92386(クリヤーレッド) 【本体内容】 トライダガー Xのアミューズメント景品仕様。 シャーシはスーパー1。ギヤ比は4:1。 ボディ・シャーシ・タイヤのカラーの組み合わせで4種類(ボディが4色、シャーシとタイヤは2色)発売。 【漫画、アニメでの活躍】 カラーバリエーションのため、漫画・アニメ共に未登場となっている。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //charatoru.skj.jp/item/1735/ https //twitter.com/mini4wd/status/938972691402342400 【備考】 プロメテウスはギリシア神話の男神。兄弟神の兄のほうで、人類に火を与えた。 ↑の公式ページで「トライタガーX」になっちゃってんだけど、どうなってんの?www 誤植なら後でページ名も直さなきゃなぁ。 製品はちゃんとトライダガーXなので修正、でも公式ページは2017年12月現在も直ってない…